Big Love

2018年1月27日 TV
トム・ハンクスがエグゼクティブディレクターのこのドラマ。前も書いたけど、モルモン教徒の現代版一夫多妻の夫婦を描いたはなし。
今アマゾンプライムに入っちゃって、全部観れるから見てたけど、結構辛くなってきた。
なんだか家族のことを思い出してしまう。
もちろんうちは一夫多妻なんかじゃなかったけど、家族の間で、abuseされたり馬鹿にされながらも、支配者/権力者である父のアップルーバルを(金もらえたり、家族の中の「地位」が上がるので)求める家族を見ている気持ちになる。
軽蔑し、嫌悪し、憎しみまでも抱きながら、それでもそのプレデターに承認されることを求める。ストックホルムシンドロームでんがな。
それを競いながら、同時に慰めあったり蹴落としあったり、そういうものすごく相反することを同じメンバー同士がしあっている。

なんか見ていると鬱になってきた。
だからもう見るのはやめる。

インドカレーも結局は、相手のランクを決めたり、あげたり落としたり、そういうことはアビュージブなことなのに、そういう家族のシステム二慣れ親しんで育っていると、そのランク付けの中で必死に這い上がろうとする。そのシステムの中にいれば、上でも下でも、変わんないのに。

そういうシステムを強調する、今の会社の創始者は、さすがに差別と虐待の中で育っただけあって、虐待の使い方がうまいんだろう。

と思った。

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