会社っていうか

2017年10月18日 日常
なんてか、
うちの父方はほぼずっとサラリーマン
祖母の父もその弟たちも、某日本船会社の人たちだった。
父の父は海軍で軍がなくなった後は、海軍の船を作ってた会社の船の設計図を書いてた。そこは今は民間会社になっている。

この二つの会社に、ご挨拶に行くことになる。(NYでだが)

なんていうか、不思議な感じ。

忘れてたことが思い出される。

セミナーの会場に向かって歩いてたとき、母が好きな花が咲いていた。
母は花が好きなので、いろんな花の名前を知っていて、そしていろんな花を育てている。

いつか
母が亡くなっても
私は母が好きだった花や
母が教えてくれた名前の花を見るたびに母のことを思うんだろう

と思ったらなんだか泣けてきた

そんな時に思う母は優しく
愛しく
恋しい

そんな思いを私は
母がいなくなった後に抱いていればいいんだと思う

ネグレクトを受けた思い出や
感情的に不在だった親を覚えているより
うんと楽だ

事実は事実として私の体や心に刻まれるし
それは私が死ぬまで対峙しなくてはならないことだけど

母を想う時だけは
何か甘いような悲しいような
そんな気持ちになれたら
たぶん私は幸せだと思う。

そんな気持ちだけ覚えていて
最後の日を迎えるなら
きっと私は幸せなんだと思う。


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