確定申告

2015年2月14日 日常
アメリカじゃーこのじき、確定申告でわらわらするのです。
と思ったらまだ2月じゃんか。

私は今年、極小給料で貯金を毎月平均10万ほど削りながら生活をしていたのですが、控除の受けられる支出がなく、仕方なく今までしていたアイテム別申請(書類作成にはお金が3倍くらいかかるけど、返金される額は何十万円て単位)をしませんでした。

だって、支出は主に家賃。
そして、タックスリターンされる金額は大体15万円くらい。一か月分の給料くらいが戻ってくるのね・・・。


しかしさ、今の給料って、10年ほど前、日系の某電話会社に勤めて給料安すぎて写真会社に戻ったって時の給料より下回るよ。

なのになぜかしら、ちっともあせらないー。
それは海と空があるからー。

貯金は確実に減っていくのにー。

2013年はほとんど働いていないのにもかかわらず、(1ヶ月と数日くらいの勤務日)今年より年収が100万以上多いです。
なんだこりゃ。
それは退職金と、会社が上場する前の株を分けてもらってたものを売ったからね。

でも株の分はなぜだか半分近くが手数料だったよ・・・。という現実はあったけどさ。

それとのこりは失業手当。

・・・・・・じつはさ、失業保険をもらっている間は税金をほとんど取られないから、今もらっている給料とほとんど変わらないのです。
よかったなあ、失業手当。

でも、正直、失業手当に所得税がかかるっていうのにはおでれーたよ。
日本は確か月12万くらい?

アメリカは最高月16万くらいはもらえるけどそこから税金ひかれます。ひかれても100ドルくらいかな?

働かないでお金がもらえる生活は憧れよ~。


Suze Ormanを読んでから、贅沢は控えるようにしました。

Suzeさんのお父さんは、ロースクールにいったにもかかわらず、SUZEのおじいちゃんがチキンスタンド(鶏肉屋さん?)をやりたいから、学費をこっちに回してくれ、といわれて素直にロースクールを退学して、鶏肉屋さんに転向。
朝から晩まで休みなく毎日働いても、大手の肉屋にお客は取られるし、火事で店は焼けるなどして、ある日父の日に自殺をして死んでしまった。

Suzeもじぶんはまともな職に就けないと思って、ずっとウェイトレスをしていたんだって。ウェイトレスをしながら、自分で商売したい(レストランを経営したい)と思ってて、ちょうどいい物件があったんだけど、お金がない。お金がないから無理だーと思ってしょんぼりしてたら、常連のお客さんが、どうしたの?ってきくから打ち明けたんだって。

そうしたらね、そのお客さんが他の常連のお客さんと話をして(子のお客さんはどうもお金持ちの人だったらしいけど)数百万円分の小切手を集めて持ってきてくれた。

これをメリルリンチに持って行って一番確実な投資を選んでもらってそれに投資しなさい、と言ってくれたんだって。

彼女はメリルリンチなんてもんはよう知らんけど、とにかくうれしくてうれしくて、言われたとおりにしました。

メリルリンチで振り分けられた担当者にこれこれしかじかでこのお金は絶対無くせないから、絶対確実な方法で預けたい、といったら、

薦められたのは非常にリスクとリターンの高い商品。

わけもわからず、絶対大丈夫、という担当者の言うことを信じていたら、せっかく貸してもらったお金をすべてなくしてしまった。

彼女はなくしてしまったけど、担当者にはがっぽり手数料が入ってた。

ということで、彼女が愕然としつつも、こんなやつがなれるなら、自分もブローカーになってやる!と一年奮起してメリルリンチのブローカーから初めて、確か副社長までなって独立したとか。

その後の話も細かくCourage to be rich に書いてありました。

すきだわー。

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