ナイトスイミング

ていうのか？

昨日はうちに帰る間すごく暑くて、がんばって仇を取る！みたいな勢いで海に行った。

日が暮れたあとの空は黄色→橙→ピンク→ブルー→濃い群青色ときれいな色に輝いていて、しかも砂が広い浅瀬を作っているから波が三方向くらいからせわしなくよせてくるかんじ。

この時間は初心者サーファーが人がいない時間を見計らって出てくるから気をつけないと、なんかすぐそばにいたりする。

ボードがあたると怪我しますし、しかも初心者、コントロールは効かない。

だからとにかく私なんかが逃げるしかない。

私もブギボーまだうまくコントロールができなくて、上がるときに人に突っ込んで行ったりするんだけど、ブギボーはまだフィンっていうか、下についている歯がなくて、しかも発泡スチロールの板だからそんなにひどい怪我にはならない・・・・。

とは言えども、初心者の私は自分が自分の板にぶつかったりしているので、波の勢いがあると結構いたい。

頭とか顔に当たったときなんかつらかったわ・・・。


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まっそんなことは置いといて。


海から上がって体を拭いてたら、ちょっと離れて携帯で電話している長髪のおじさんの視線を感じた。スパニッシュ系かな～、なんておもってたらおじさんが近づいてくる。
缶ビールを無言で差し出されたので、ありがとう、となぜかのみ口チェック。


見た目お金なさそうだったので、もしも飲みかけのビールを渡されたらやだなーとおもってたので。

・・・今思うと私ってやっぱ人を見ているなあ・・・・


でもこのおじさんは面白かった。いや、可笑しかった。


しかもNY出身のプエルトリカン・・・・。
ブルックリンのサンセットパークですって。私も引っ越そうと思って物件見てたよなあ・・・・。

仕事は何かって言うと・・・・太極拳の先生・・・。

で、子供も大きくなったので、もうNYのうちは片付けて（たぶん自分のじゃないんでしょ）ハワイのチャイナタウンに住んでいるそうだ。

ははははは！！！

何やっているかって言うと、基本ハンディマンみたいなコンストラクションの仕事。

ふーん。

でもいきなり、

「君の仕事は何か？」


「君は料理ができるのか？」


はああ？？？

仕事は日本の会社に働いているよ・・・。

でもわたしの料理ができるかどうかなんか関係ないよね・・・・。


ていうか・・・・なに？？？？


私はビールを飲んで酔っ払ってしまい、げらげら笑いながら話を聞いていた。

今は本を書いていると。

夢を見て物語を作って、それをアニメにしたいんだってさ・・・・・。



わ～・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・心の中に少年を飼ってらっしゃるのね～・・・・・・・・・・。

て言うかこんなことを日本のおっさん５０代から聞いたらドン引きだわな。
（お、これは効くな）



面白かったんだけどさ、久々にこういう人に会って。

ものすごい鹿を髣髴とさせたよ・・・・。

たぶん50歳は越しているだろう（子供は28歳と18歳だって）おじさんからこんなはなしを聞くとは・・・・。


面白かったので電話番号を交換したけど、（ハワイは誰も知らない人と話してくれないと言ってて、納得したし）　でもさ、でもさよならのはぐをしたらいきなり口にキスしてきたぞ～！！！！


ひゃ～～～～！！！


それでもげらげら笑ってた（酔っ払ってたので）けど、あとでさめた頭で

「何でこんな（いい意味でも悪い意味でも）人たちと知り合うんだろう・・・わたしって・・・・」

と思ったけど、まあきっと悪い人でなければいいかって言うゆるーい基準があるからなのかな～。

だからこそ、そういうのが変わった人も大丈夫！なオーラをかもし出しているのかな～。


電話番号を交換して、その夜割りとすぐにテキストをいただきましたけど、返事は保留中。

なんかさ・・・・面白いけど、なつかれても困る・・・・。


ね。

過去から学ばないと！