どんでん返し週間
どんでん返し週間
とでもよぼうかな・・・・。

昨日は水曜日に心待ちにしていた非公式日本語ミーティングが、新人さんの欠席ということで、前日に英語ミーティングに出席していた私ともう一人のひとは
「じゃきょうはもういっか」
ということでキャンセル。

最近肉を食ってないから、久しぶりに(と言っても月曜日にカカアコキッチンで、ビーフシチューとキャットフィッシュのから揚げ-うまかった-をたべた。便秘したそして きれぢにもなった)ローストチキンでも食おうかなと買って、強風の中家路に向かったのである。

すると、ジョギング中らしい中年の女性の足元に、握りこぶし小くらいの濃いグレーの毛玉が・・・・

小鳥だった。

強風でそのすぐそばのやしの木の巣から飛ばされたらしい。

何とかして木によじ登らせたけど、風が強いので途中まで行って降りてしまった。
えーとかがんばれーとかいいながら気づいてみると、集っていた人は4人の日本人女性(一名はお子さん)だった。

触っちゃいけないかな、と思って私の麦藁帽子ですくったりなんかしていたら、麦藁帽子に落ち着いてしまった。

たぶん強風の中で一生懸命移動してて疲れたんだと思う。

親は上のほうでキャーキャーないているけど、親自身もこの子をつかんで巣まで引き上げられるほど大きくない。

・・・・・・・・どうするか・・・・・・・・

親子連れにこの帽子ごとあげるから引き取ってくれない?というと、無理だという。最初の女性もだめだと・・・。
振り向くと私のアパートの近く。

じゃ、つれて帰るよ・・・

と迷い鳥保護専門家(勝手に名づけた)のSに電話してみる。彼女は以前小さな土鳩の子供を拾って世話してた。

それまでとりあえず、帽子にいれたままの小鳥を帽子ごと箱に入れてテラスにおく。
布でカバーをしてとりあえずなんとなく慣れ親しんだ空気の中で・・・・。


と思っていたけどやっぱりあっためないとだめなんだって。

スーパーヒーローのSは折りたたみ式の鳥かごやら、子供鳥用の粉ミルクやらヒーターやらたくさんのタオルを持ってきてくれた。そして、そのミルクを砂糖水で溶かしてストローで与えてあげてくれた。

その足で、少しはなれたホテルに忘れ物をとりにいって、もどってきてこの子を引き取ってくれるということだった。

彼女が忘れ物をとりにいっている間、私ももっと食わせようと思って手にとってたら元気になったらしく、ぴーちくぱーちくいうので、とりあえず合いの手を入れていたらなんとなく安心したのか私によじ登って、肩の辺でとまっている。

野生なはずなのに・・・・。

何だこのなつき方・・・・


肩に止まってられると私も寄りかかれないので、とりあえず「バードのバーちゃん」と名前をつけて胸元にもってきた。
両手で囲ってあげると落ち着いたらしく、なんか寝ているみたい・・・・。


なので、戻ってくるというSにとりあえず今日は遅いからいいよ、と返事をしておいた。
彼女はすでにバスを降りてこちらに向かっていたらしく、申し訳ない・・・とおもいながらも貸してくれた鳥かごを用意した。
ばーちゃんはとりあえず止まり木にとまって一夜を明かしたようだった・・・・。


**************

朝になって、バーちゃんがぴーぴー少し遠慮がちにないていて、夜用の鳥かごを覆っていた布をはずすとすごくばたばたと飛び回りだした。

かごから出してあげると、外気の入る窓の隙間あたりから外に出たそう・・・。外が見たいのかな、と思ってカーテンを開けてあげると、窓ガラスに頭からいってしまう。

もうしょうがないのでほっといて(朝6時ころ)私は寝た。

窓の隙間はばーちゃんがでいりできるスペースではないので・・・・。


そろそろ時間なのでおき、ご飯を食べない?と声をかけてみたけどそのままでは一向に食べるつもりはなく、すごく外に出たい~!!と全身でひょうげんするばーちゃん。

昨日ネットで調べてみたけど、こういうケース(羽がすでに生えており、少し飛べる)というのは巣立ちの過程であって、そのままにしておくのがベストだそう。
でもそのすぐそばを交通量の多い道路が走っていて(ていうかすぐそこ)、夜は夜でホームレスやらジョガーやらサイクラーやらが走り回っているとこ・・・・。

こんなちびこがうろうろしていたら・・・。

と思うけど私はやっぱり昼間いないしね。
ご飯あげらんないし・・・。今だってきっとちびこはおなかをすかせて待っているに違いない・・・。

とこの辺を書いているときはすでに面接終わってる。

仕事は金持ちの世話とかいろんな方面の人との問題解決らしいが、金持ちの世話ってのが一番めんどくさそうだ。


ま、だめならだめでいいわ。

なんかそういうのあまり得意じゃないし。


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