について書いてたんだけどアップする前にブラウザ閉めちゃった。(昨日)

アメリカでバターフィッシュっと呼ばれているのが黒タラだと知って、こないだの日曜日に冷凍したのを買って味噌と蜂蜜と水で作った味噌どこに2-3日つけて焼いたらめちゃくちゃうまかった・・・・・・というはなしだった。

昨日は、また帰りっぱなにサウナに行き、(勤勉)シャワーを浴び、ご飯を食べようかと思ったけど、昼ごはん代わりときちんとしていたのでおなかがすかず、賞味期限が切れたリコッタチーズに蜂蜜をかけて食べたり、おせんべたべたり、豆のスープのはずがいつの間にかおじやになってしまったものを食べたりした。

そんでいつものcurb your enthusiasm をみていたんだけど、今回はNYで(なつかしー)グリニッジビレッジのブリーカーStあたりのなんちゃって和食屋がロケ地になってたり、日本人役の人がみんな韓国人か中国人で、変な日本語話しててたりしてた。

ワシントンスクエアとか、その周辺の5番街がロケ地になってて、おーあそこはここだ・・・・とかベニーロを何度かロケ地で使うんだけど、その前に地下鉄の駅はないよ?
とか・・・・


NY,懐かしい気もするけどやっぱりあんまり懐かしくない。
なんていうか、NYのいいところは「可能性があるような気がする」気にさせてくれるところであって、現実はそんなに楽しいものではない。

でもその可能性がある気にさせてくれるところにみんな惹かれていくんだよねえ・・・私も含めて。

不思議と今ふと思い出したのは、最初にNYに行ったときのこと。

旅行者でね。

もう20年以上も昔の話だ・・・・・はっ(すげ~~~!!!!)

夏でさ、道行く人に話しかけられたりして新鮮だったよなあ。
こだわりない日本の旅行者だから、普通にだれでも(それこそ話しかけてきた人はホームレス系の人だったかもしれない・・・)話したりしててさ。

楽しかった。

だからNYにすみたいと思ったんだよね。← 単純


やっぱり苦しかった留学生時代のころは思い出さないなあ。


楽しいことしか思い出さないんだな。

それはそれでいいのかもしれない。

きっとあのときの気持ちが、ベルリンの壁が壊されて90年代が始まった、みんなが楽観的に明るい瞳で未来を見つめてた、まだ貧しかったNYの感じが、あのハウストン当たりのブロードウェイの感じが、私をNYに連れて来てくれたんだと思う。

学校に入って、ベルリンの壁やロシアの崩壊が顕著に現れてた東ヨーロッパからの移民の多さも新鮮だった。

でももっと後の911や、グローバリゼイションという名でお金ですべてが支配されるようになった時代がやってくるなんて、あの時の私たちには思いも付かなかった。

無邪気な時代。

世界が変わると、それはいいほうに変わると、その「良い方向」というのが何かも知らずに、無邪気に喜んでいた時代。

それが、「合法的」人身売買や麻薬取引の恒常的な横行や、貧困層がさらに貧困になり生きていくことが困難になるようなことになるとも知らないで。


無邪気に喜んでた時代。


そういうのが好きだったってことか。


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