ダンシャリの悲しみ

ダンシャっています。

5つの箱と二つのトランクでやってきた17年前に比べてこの荷物の多さは・・・・。インドで3つのかばんで過ごしていたのりで捨てる捨てる。
おとといはかなり新品で高かったものを入れて寄付するつもりが重くて断念・・・。アパートの地下においていった。どうぞ誰かあさってください。お願いします。

これでクローゼットの中身もほぼ空っぽに近い状態。まあ、トランクや箱の中に服は入っているけど。

ものを手放すことはそれについている思い出やエピソードも捨てることで結構辛い。
人間関係が希薄な私は、気に入ったものを集めたり買ったりすることで、心の隙間を埋めてきたのです。

寂しい女は太るとか、ものを買うとか言うかもしれんが、それがどうした？

自分を不幸にする人間関係を続けて、さらにその関係の中で子供を作って苦しむ人間を増やすくらいなら寂しい女で結構です。

インドに行ってさらにその気持ちは強まる。

確かに誰かとつがって子孫を増やすことは人間の基本的な本能かも知れないし、知能や知識が無いのならば仕方が無いけど、それが幸福とは誰が決めたのよ？

道端に養生テントを張ってすんでいる家族の周りで裸で地べたに座る汚れた子供を見るたびに、物悲しい気持ちになった。

扱うのはもの程度で結構。他人の人生のcauseなんて背負いたくない。

まあとはいえ、寂しいものよ。
私はお酒を飲んでつるんでだべったりするお仲間もいないし、そういうところに行っても疲れるだけだし、自己充足している、ということ自体も寂しいものです。でもそれでもいい。この人生は。

あはは、NY回虫日記口調が戻ってきたかな？
根暗なNY魂returns。

ちくしょー海にいきてーよー。でも今日は午後から雨が降る(濃厚）ならしいので、控えます。
ミーティングにも行きたくない。この話をしたくない。NYから去ることにセンチメンタルになりたくない。前のように、ぱっと出てってその後考えたい。

でも前みたいに家具は残さないぞ～。なんか拷問のようだけど。
前にも私の家具ちゃんたちとの再会でいつも
｢ああ私のうちに戻ってきた！！！｣と思ったものだった。

それを手放せるのか。手放すのか・・・。


考えよう。

私のいるところが家だ。