テレビのない生活

は、余計な情報が入らなくてよい。

天気が悪そうなら天気予報を調べ、たまにニュースをチェックしてみる。

ボストンマラソンは、仕事のロケーションが空港だったので、えあとれいんの駅にでていたモニターで事件が起こった数十分後に見ていたのだった。

マラソンなんて無償の競技のために何ヶ月もかけてトレーニングをしてきた人に、その人たちを応援しに来て寒いなか立って待っていた人たちに、なんてことするんだ・・・。

とおもって悲しくなった。


なんだかなあ。


確かにアメリカは、無神経な白人の多い国かもしれない。大勢の人を殺す軍隊の回す金で、その金を操る銀行が出す利益で、裕福層はぬくぬくと新しい何万円もする装備を買ってはしっているのかもしれない。

でもさ、マラソンってすっごい無駄って言うか、無償って言うか、はしることではしることの達成感しかえられないようなスポーツでしょう？

そこには何か純粋なものあるじゃない？

もちろん1位2位争いの人はプロの走りやさんでそれで生計を立てているのかもしれないけど、それ以外の人はいろんな理由ではしりたくてただはしっているんじゃない？

それをさ。

またそれをただ見に来た人たちをさ、いろんな意味で丸腰の人たちをさ・・・・。


ウォール街とかのでっかい銀行がむかつくならそういうところを狙えばいいじゃん。そんな丸腰の休日の市民を狙うなんて、みんなが寝静まった住宅地に一斉大空襲をくわえたアメリカ軍みたいなもんじゃん。

それで私のおば一家は死んだけどさ。

家の母も危機一髪だったけどさ。

それで母が死んでたら私はいなかったんだけどさ。


なんかさ、やりきれないよな。