さっき

2012年12月5日 日常
ふとおもいたってaに電話した。

仕事のことでここのとこ割合頻繁にはなしに乗ってもらってたんだけど、ちょっと電話しても返事がないことがあって、まあまた彼女でもできたんかいな、と思ってたら、旅行前に電話があって、血液検査で癌の兆候が見られたそうだ。

まあ、軽いもんだと思うけど、ちょっとここ2週間くらい人と話ができなくて。

と。

この人はいやなことや、つらいことがあると人と話せなく(仕事とかは平気だと思うけど)なるので.........。

イタリア系なのに日本人みたいなやつだよな。
基本にていると思うんだけど、アジア系とラテン系って。
表立って騒ぐか騒がないかの違いで、実際の気持ちとか感情に関して誰かに話すことは苦手だよね。


まあ、でも大丈夫、立ち直った、私の旅行中にテストの結果が出るので、帰ってきたら教えて、といっておいたのだ。

帰ってきて2日目。電話したけど出ない。

これでしばらくかかってこなかったら、検査の結果が悪性な可能性がある。


.........っと思ったらプチパニックに陥った。

この人はまだ、私にとってはどこか精神的肉親であるので、彼女ができてもちょっとふ~んっと思う程度だけど、いなくなっちゃうかも、と思うと苦しくなる。

私も親はかなり卒業してきたけど、aに関してはうそっこだけど、精神的肉親をやってくれるので、(エアパパ???)こわい。

私には何人かエアパパがいて、元パンサーでドラッグディーラーもやったけど今はカウンセラーのcとか、ハワイのジムも(どっちかっていうとジムはエア叔母)とかいろいろいる。

昔のスポンサーだったパムは、エアおばあちゃんだし、アラノンファミリーぐるーぷっつうのは、仮想ファミリーを作ってくれる大切な場所なのだ。


それにしてもなあ。


だいじょうぶだろうか。



仮想ファミリーのすばらしい点は、距離の調節がある程度効くので、心の中に大切にしまっておけるっていうこと。


話さなくても、あなたは私のファミリーです、ということをいわなくても、心の支えになってくれるのだ。


昨日の愛のコリーダの中で、定ちゃんの気もちすっげえわかるわ、と思ったときがあって、相手のことが大好きで、ひと時も離れていたくなくて、あのセックス狂みたいになってたときの理由は、ひとつにつながっていないと二人は別々の人間だってわかってしまうのでいつでもつながっていたかった、っていうことなんだろうなあ、と思った。

それ、私も知っている。

相手を殺そうとは思わないけど、離れていたくなくて、相手の中に入ってしまいたいと思ったこともある。

小さくなれば、相手の中に入ってひとつになったまま生きていければ。
自分が消えてしまっても。


うーん、大島渚、すごいねえ。大物だねえ。


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