そうなんです。

ちょっと911のときを思い出してみました。

日本の家族とか友達が、アメリカ怖いね!とか、ちょっとエキサイトして言われたりするのとかやっぱりやだった。

私とか毎日グランドゼロを横目で見ながら通勤してたし。会社近くに行って地上に出れば、噴煙のにおいはいつもしてたし。

911のあとも、しょっちゅう偽の爆弾を設置したとかいう電話が警察にしょっちゅうかかってきてて、10月になって連邦銀行の裏にあったうちの会社のビル付近にもそういう脅迫(?)電話がかかってて、15回くらいにあったフロアから非常階段で非難したことがあった。

それまでは噴煙のにおいで気持ち悪くなったのは、最初の一週間だけで、あとは大丈夫だったんだけど、その脅迫電話+非難のあとから心理的なものだけど、マジでなんか煙のにおいをかぐのが怖くなって、ダウンタウンに着くと、地上に出る前マスクをつけて歩くようになった。

今思うと、2千人もの人が無残にも死んでいったのに、悪ふざけとして爆弾脅迫電話みたいのをじゃんじゃんかけるアメリカ人の(多分)ティーンエイジャーとか超病んでいるよね。


まわりまわって、また同じ地域で仕事しているけど、センチュリー21に行くたびにグランドゼロの周りをあるく。ぜんぜん関係ないであろう人達が、お土産を売ったり、愛国心をあおるようなちゃちい写真集みたいのを売ってたりしてたけど(最近見ないな・・あったかくなると出てくるのかも)、太った地方のアメリカ人が、うろうろして妙な忠誠心とか愛国心みたいのを落書きみたく書いているのを見て気持ち悪いと思った。

まあ、911の場合は100%人災で、しかも犠牲者はアメリカの政治の手法のまずさの犠牲者だと思う。それなのに、結果が軍国主義的な愛国心をあおる結果になったっていうことが本当に皮肉だ。



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