9月2日 自分に嘘をつくのをやめる
自分や他人をだましたり、嘘をつくのをやめましょう。
一般的な意味でのだましや、嘘をつくことはないかもしれませんが、つかなくてもよいようなときに嘘をつくのが、共依存症の人、ACの人の特徴の一つです。
夫や妻がお酒を飲んで酔っぱらい、次の日働きに行かなかったのをかばうために嘘をついたのかもしれません。親がお金を使ってしまい、学校へ出すお金がなくなってついた嘘かもしれません。内心、悲しくて悲しくてしようがないのに、表面ではにっこりして人をだましたのかもしれません。イヤだと思っているのに、相手の行動を止めなかったり、「ノー」と言えなくて「イエス」と言ってしまうのは、自分だましの一種です。好きでもない人を好きかのようにふるまうのも、わかっていないのにわかっているような顔をするのも、嘘やだましです。
他人にはたいした害は与えないかもしれませんが、自分には害になります。外の自分と内なる自分に、ますますギャップができてきます。自分に嘘をつくのをやめましょう。
回復に向けてワークをはじめて10年くらいになるけど、いまだにこれがあいまいだったりする。
人に嘘をつくということが、(主に家族にだけど)自分を守ることだったので、自分を守るためのうそはよくついていたと思う。
でも今回やっと、人の嘘を嘘と知りつつ信じたり、言うことを聞いたりすること自体がどれほど自分の害になるのかがわかった。
人の害にならないから、人が私に望むから、そしてその人に好かれていたいから自分の意志とは関係なく相手の言うなりになるというのも自分に対する嘘だ。
とにかくつかなくてもいい嘘をつかないこと。
どうせそばにいない人をつなぎとめておいたところで、私にとって人間関係の上で必要なものを与える能力のない人をつなぎとめておいたところで、私の害になるだけだ。
私は私に害のあるものを遠ざける。
たとえそれが私を愛しているといっていてもだ。
ありがとう、といって去っていくのみ。
http://www.youtube.com/watch?v=GZ5JjRTpEkQ
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