ほう

2008年1月12日
つかれた

昨日は盛りだくさんだった。
ミーティングに行ってスピーチをして、今の混沌とした状態を語った。解ったことは、何をしててもあのころの話に戻ってしまうので、もう、避けても仕方ないので通り抜けるしかない(笑)ということ。

覚悟を決めると、なんだかリラックスしてきた。
戻ってしまうのはそこに大切な何かがあるから。経験しなくてはいけない何かがあるから。

何か、もなんだか知らんが、しかも相手に関係しているかどうかもわからんのでなんとも言えんが、なるようになる。それしかない。

そのあとオンラインで会うはずの人との待ち合わせ場所に行った。

こなかった。

またかよ〜。と思ったけど、テキストも電話もしたのに出なかった。

これは今会わないほうがいいってことなのね、とインディー映画のスクリーニングにいってきました。

paranoid park

http://www.paranoidpark.co.uk/

新しいサイコなんかを撮った有名な監督のインディー映画。話はすごくシンプルなんだけど、撮り方がなかなか良かった。
ところどころせりふが消えて音楽だけになったり、焦点の合わないショットやスローモーションになったり、リピートがあったりして主人公の心情とか空気みたいなものを表現してた。

時々この音楽はどう?と思ったものもあったけど、でも全体的にはとてもよくできてたし、まあ多少リズムとか長さとかで飽きる部分もあったけど、好きなタイプの映画だった。

作っている人は楽しかったろうな・・・。
この映画を作った人は、この映画気に入っているだろうなあ、と思うような丁寧な作り方だった。
普通のショットなのに、急に焦点をぶらしたり、スピードが変わったりして質感が変わる。
これはポストプロダクションでしたのかなあ?
こういう撮り方でこういう風にして最初から作るつもりだったら、すごくいいと思う。

空気感がいい。
目に当たる照明の部分が繰り返されてて、ちょっとわざとらしいかなあ?とも思ったときもあったけど。

いやあ、久々にいい気持ちになった。
私とAも、ああいう子供やティーンエイジャーみたいな空気でつながれてたときもあったのにな、とも思う。
だからこそ、Aは私にのめりこんでいったんだろう。
ただ、彼の日常の現実にはそぐわなかった関係だったんだな。

わたしはゆっくり、いろんな感情を味わって、通り抜けていく。
怖さは手放して、あなたに渡していく。

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