自動車講習
むかついたの巻き。

講師(?)の爺さんはすぐに「私は74年にきたんです!知ってますかオイルショック!」みたいなもうイッスヨ、俺は何もあんたのことを知りに来たんじゃないよ、40ドルも払ってよ、って言う4時間を過ごしました。

交通標記のことなんてぜんぜん話さなかった・・・。こんなんでいいのかよ!ちくるぜDMVに!

と思ったけど後の祭り。

英語のまともなドライビングスクールに行けばよかった。
くっそーう。

その後パスポートをなくしておうちに帰れなくなっている、A宅にメールを受け取りに。思い起こしてみれば、ここには5ヶ月前まで住んでたのか、とおもうとなんだかびっくり。

私はa宅に似合う、ちょっとおしゃれした変わったアジア人の人形になりたかった。それはきっとaの意向を汲んだものだっただろうけど。

きちんと片付いたa宅に私の居場所はないものな。
この場所は好きだったけど。

そういう色んな思いがわきあがってきたら酒が飲みたくなってきたので、あいてた赤ワインをグラス半分のんだ。二口くらいでもう酔っ払った。酔っ払って余計になんだか情けなくなってきた。ついでに腹も減ってきた。何度あけても冷蔵庫にはオレンジとグレープフルーツしかない。グレープフルーツジュースで赤ワインを割ったけど、やっぱり腹が減った。

繰り返し冷蔵庫を開けている自分に気がつき、ふと

「これはないものを一生懸命得ようと繰り返し同じことをしているっていうことじゃなかろうか?」

と思った。
アメリカ心理学協会ではINSANITY(狂気)を「別の結果を得ようと同じ行動を繰り返すこと」と定義している。

まさにそれだ・・・。

と思ってあわててアパートを出た。
腹へってたからパン屋でパンを買い、同時にキャロットジュースを地下鉄車内で飲む。

少しずつよいがさめてきた。
酔わなくちゃいけない理由は自分には直面できない感情があるから。

お酒を飲む理由はほとんどほんとにそれだけなのだ。

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