そして日記は消える・・・。

せっかく書いたのに。

でも言いや、内容はNYはメインは大晦日のタイムズスクエアのボール落ち+花火でそこでもう終わる、そして、それを庶民の女性が生で見るには、膀胱炎あるいは失禁(あるいはポータブルトイレ持参)覚悟。と言う内容だった。とてもたいしたことないからいいや。

私は元旦は寝たおし、メトロポリタンオペラにdie zauberflote(スペルはあっているか?)つまり魔笛を見に行った。

私は魔笛というと、「魔王」が混ざってしまう。魔笛と言うとどうしても
「おーとーうさんおとうさん、まーおーうがーいまー、ぼうーやをーさらーってーにげーていくー。」と言う魔王の日本語版をおもいだだしてしまう・・・。

あの歌は
1、何で外国のオペラが「おーとーうさんおとうさん」なんだろう・・。
2、息子は何でじぶんのことをぼうやと呼ぶんだろう・・・。
と不思議に思ったことを覚えている。

今でも歌えちゃうよ。

で、魔笛。
魔笛っていうよりマジックフルートって行ったほうがいい感じのポップなっつーか、変な話だよな。ちょっとフロイトがかっていると言えば、そうだし、男は善良で、女は悪、見たいなステレオタイプを強く打ち出しているのも象徴的だ。後、タミーノもパパゲーノも若くてきれいな女だけが好き!という姿勢を強くうちだしているところも・・・でも17世紀(?)だから仕方ないか・・・。

フロイトがかっているな、と思ったのは、タミーノ王子とパパゲーノは正反対なんだけど、タミーノ王子は理想を貫き愛を達成、パパゲーノはあくまで自分に正直→彼女ゲットと言うぜんぜん違う道をたどりながらハッピーエンドってとこがすごい。

でも子供のときに読んだ魔笛の話は、最後二人は炎のなかでしんじゃって、そこで永久の愛が確立されるって話だったと思う・・・。

まあ、とにかくオペラはハッピーエンドでよかったよ。

しかし長かった。

話もリゴレットのようなメロドラマ的な簡単な話の筋ではなく、あっちったりこっちったり主人公よく迷うし、1幕長いし、トータルで3時間のげきだった・・・。ジュリー・ティモアーのディレクションも期待してたけど、なんかあまりにも大掛かり過ぎて、歌い手が生きてなかった感じ。

でも魔笛って過去にもオスカーココシュカとかホックニーとかがステージデザインを手がけてたことがあるんだって。ホックニーのオペラってどんなのかみてみたい。

次は、なにをみようかな。今度はもう少し高い席で、近くから見たい気もする。

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