限られた時間

2006年12月27日
短大時代から家族ごと仲良くしてもらってた友達のお父さんがなくなった。母の実家と目と鼻の先と言うことで、なんだか親戚みたいに付き合ってくれていたおとうさんだった。お父さんの病状はよくないことを知ってた。でも、去年会ったときにはいつものようにお店に出て、いつものようにおおらかな笑顔でニコニコしていたので、なんだかぜんぜんピンとこなかった。

お店のことを気にして、後のことをぎりぎりまで整理してから入院して、二週間で他界したそうだ。

お父さんらしい。
すごいな。

友達は3人の子供に恵まれ、精神的にダウンしてしまったお母さんにかわってお店も切り盛りしている。

彼女のことを学生のころから知っている私は、同じ人間の人生はこうも変わるのか、思うほど、かわってしまった。

でも彼女の強さ、懐の深さ、やさしさ、繊細さ、すべてが生かされている環境だな、と思う。大変だろうけど、授かった状況の中で、生き生きと生きている彼女のことをすごいと思う。私の周りにすごい人がたくさんいることをありがたく思う。

彼女のメールで、時間はやっぱり限られているんだ、って思う。だから、楽しみながら、後悔しないようにその時間を生きてくれ、と言われた。

その返事に、もっとほしい、もっといてほしいと願っても、その思いが自分にとってつらいことになるのであれば、与えられた限られたものを感謝して受け取って、前に進むことが一番大切なことだね、と返事した。

もっとほしい、もっといてほしかったとおもっても、かなわないものはかなわない。

もらえるものだけ受け取って、それに感謝することが大事。

自分の思いは、自分の思いとして自分で受け取ってそのかなわなかった思いをしまって置けるのならば、あるいはこの世を回している大きな力に預けてしまって、あとは感謝だけを持って今日を歩いていけるならば。‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘‘
ということで、バケーション用のチケットをかった。今朝上司にオッケーをもらい、訪ねる先の都合を確認し、ネットでチケット購入。$600強。
一日100ドルって感じだが、それがどうした。

俺は行くよ。

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