きめたよ

2006年7月7日
ついにきめました。
先日書いてた怖そうな(?)レズビアンさんのいるとこ。
で、昨日前金云々全て払ってきました。
鍵ももらいました。

Aが行きたいというのでつれてって、なんかがっかりされたりしたらやだな〜落ち込むよ〜と思ってたんだけど、さすが実質主義者(いろんな意味で)私がマネーオーダーに家主のなまえをかきこんでいるあいだにいろいろチェックしててくれた。
しかもなんか改造に意欲的になっているし。ていうか、私よくわかんないんだよね、壁塗るくらいしか。

まあ、とりあえずもうそろそろ精も根も尽き果てたアパート探しだったのでこの辺で終止符を打つにはいいでしょう。

ネイバーはスパニッシュメイン+その他の移民系。ただ1ブロック下に行くとスーパーがあって、そこはもろ黒人ゲットー。

げっとーがやだとかっていうより、怖そうな黒人がよってくるのが怖い。上から下までなめるように見られたり、一般的にきもい親父がするしぐさをされるのがいや。

最近までの観察によるとだね、黒人の男性って黒人内でも非常に地位が低い。理由は黒人社会では、シングルマザーが主流...つまり男はあてにならない、という価値観が強い。男は刑務所に行くかミリタリーに行くか、酒や薬におぼれて働かないとか、そういう見方が強い。つまり不在なのだ。アメリカの家庭は多くがそうだけど、貧しさや人種差別のせいで仕事が得られない大人の黒人の男性は役立たずのレーベルが張られて厭われる。つまり人としての尊厳が失われてしまう。それは周りだけのせいでもないし、本人だけのせいでもない。

私が昔付き合ってた黒人の彼たちはみなミリタリーにいたけど、ミリタリーは刑務所みたいだけど、仕事と尊厳は得られる。だから彼らはミリタリーから出たがらないし、少なくとも母国に帰りたがらない。
帰ったらまた、尊厳を失った半人前として自分のコミュニティーからも外部のコミュニティーからも相手にされない存在になるから。

...........だから嫌親父のしぐさが身についてしまうんではないかと思う。
辱められて育ってきた人間は、人とのかかわりを人に辱められるか、辱めるか以外のコミュニケーションの方法を持たないのだと思う。

それはコントロールされて育て来た人間が相手をコントロールするか、相手にされるか以外での他人とのかかわり方が今ひとつよくわからない、というのと一緒だと思う。

だからといって、私が何かをするとか、相手への嫌悪感をコントロールしようとか(いやけっこうしているんだけど)、することはしないけど。嫌なものは嫌で、嫌いなものは嫌いで迷惑なものは迷惑だ。

ああー。でもまたいろんなことに自分がさらされるのがつらいなー。
一人で住むということはいろんな面倒なことに自分でかかわっていかなくちゃいけないということで、そういうことはかなり重荷なのだ。
でもしなくちゃいけないからね。

ああ、親離れしたくない子供の気持ちだわ。親=Aなのだけど。

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