でNYに来ている人たちのパーティーにアとその友人の映画監督が誘われた。私はセラピーの後で一人になりたかったので個人行動をしてたらアから8回も電話があって、とったら「金持ちの日本人がクルーズシップを買って、バハマに行く。今ンYにいてパーティーをしているからいかないか?」と言われた。

.........なんであたしがしりもしない馬鹿金持ち日本人のクルーズシップにのるんだよ。...それよりあんたはなんでその日本人と知り合ったんだ?なにやってんだおめ?
ッと全く理解不能の会話の後、わたしのその気のなさを読み取ると、アはじゃあいい家に帰る。とふてくされて電話を切った。後でヨーク話しを聞いてみると、辻Xキヨxが主催してたx−すx−とじゃあんか!

金持ちの日本人が借り切ったクルーズシップなんかじゃないって!

でも後で悲しくなったのは、そこにゲストで呼ばれてたネイティブの人から聞いた話しでアが上記のような判断をしてて、日本の英語しゃべれないけどあつい若者(勝手な想像だけど)の行動は「金持ち日本人の物見見物の気まぐれクルーズ旅行」ってしか思われてないんだ(しかもお金払って招待したゲストスピーカーにさえも)...と思って悲しくなった。

全然意思の疎通とか、全然意図が分かりあえてないんじゃん?

わたしも在米4年で見たアメリカインディアンの映画が理解できてなかったことを、10年後もう一度見て始めてわかったように、言葉がわかっても価値観がわからないとわからないことってたくさんあるんだなあ。と思った。

アメリカにサウスブロンクスやワッツ地区や、インディアンの居住区があるように、日本にも山谷や西成や部落民の住む村がある。
この団体はお金がなくても、ボランティア活動をするごとに貯金をするシステムになってて、そうやってわたしの姉の友人の美大生(当時)は船に乗ってた。
ワッツ地区出身の女の子が、南アフリカのアパルトヘイトや、バングラデュの難民や、イランイラク戦争の避難民を知って理解するために起こした運動なのに、「金持ちのプライベートクルーズ」なんて思われているなんて。

無理解の壁の厚さを感じる。

コメント

サクラ
サクラ
2006年6月7日12:17

カイチューさん
勿論メールします!
NY出張が決まった時、最初に思い出したのがカイチューさんでした。