ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
って感じでした。

ポスターだけじゃなかったのあのカラーコンタクト。青い目のゲイシャなんていないよ日本人で。

がっかり!

この一言につきました。
ていうかさ〜私は本読んでないけど、こういう話なの〜?一ヶ月で芸者特訓して一番芸者になりました〜なんてことあり得る訳〜?
舞妓と芸者の区別がついてないんだけど。私も。

私メモワールオブ芸者、メキシコの海辺でも読んでいる人を見かけました。つまりいろんな人がこの映画を見て実際の「ゲイシャとはなんぞや!」を視覚としてとらえるのよね。それがこれかい......。

ツエィ(だっけ、主人公の香港女優)はいい女優だと思うし、香港映画ではすごくすてきに撮られているけど、この映画では....何者...?小鼻ぴくぴく演技がおおぶりすぎるよう〜。(ここではしてないけど)動き方が雑だよう〜。きっと要点が全然つかめなかったみたいだよう〜。一番芸者が裸足でかみ振り乱して偽雪の中ぐるぐるまわったりしないよう〜〜〜。歌舞伎でもしないよう〜。
それにまず芸者以前に着物着慣れた人はこんな歩き方しないし、着物のきくずし方もすごく汚い。

着物なんて全然知らない私でさえそう思うんだから、着物の専門家がみたら言語同断だろうと思う。でも、これに参加してた桃井かおりは「着物の着方が変だから一生懸命注意してたんだけど、最後には『これはアメリカの映画で懐石じゃなく、ヌーベルキュイジーヌのジャポネーゼなんだ』と理解して注意するのやめた。」とかいてあったけど、それは桃井さんやめちゃまずい!

とはいえそういう美的感覚は監督のものでもあるからね。この監督はシカゴを撮ったから抜擢されたけど、間も悪いし、映像もきれいとは言えない。つまりブロードウエィで出来上がってたっものを映画に写し取るには上手だったかのかもしれないけど、クリエイティブな人じゃないんじゃないの?

アも「芸者の着物がどんなにきるのが大変かとか、稽古がどれだけ大変かとかそんなこと微塵も感じられなかった」ってゆってた。本読んでないからもしかしたら原作に忠実なのかもしれないけど、ほかの芸子が何年もかけて学んできたことを一ヶ月でさらっていきなりトップの芸者になるってなに?????アメリカンアイドルじゃないんだって!(これは原作にもなかったそうです。)

これっていかに芸者の訓練がたいしたことないって言っているのと一緒。ていうかこれフィクションだよね?あるいはもしノンフィクションだったら、このさゆりさん、なんちゃって芸者なんじゃないの?
と思われても仕方ないかも。

せめて少しのシーンでもあの京都の町並みで見かけただけではっとするようなお人形さんみたいな芸者(だか舞妓だか)さんのたたずまいを感じられるようなシーンがあってほしかった。

日本でリメイクでしょ!これは!
日本の映画界が大もうけできるかもしれないよ、ちゃんと作れば!

コメント

びれいや
2006年1月7日8:04

そうなんだ!この間本読んだけど、そんなシンデレラストーリーではなかったよ。原作おもしろかったのに・・。
Kaichuの感想読んでびっくりしたよ。そんなつまんないものに仕上がってたんだ・・。
今週見に行ってくる!

びれいや
2006年1月7日8:05

そうなんだ!この間本読んだけど、そんなシンデレラストーリーではなかったよ。原作おもしろかったのに・・。
Kaichuの感想読んでびっくりしたよ。そんなつまんないものに仕上がってたんだ・・。
今週見に行ってくる!

kaichu
kaichu
2006年1月9日6:48

みてみて〜。
でも桃井かおりのヤサグレなやり手ばばあ役はよかったよお。私が前にバイトしてた韓国人オーナーのしゃべり方そっくり!あれは意地悪な人の声と話し方なのねえ。