先達の御意見

2005年5月26日 読書
ISBN:4163669906 単行本 酒井 順子 文藝春秋 2005/04/26 ¥1,300

髪切ってきた。

その後なぜか日本語読みたい気分だったのでロックフェラーセンターの紀伊国屋で立ち読み・・。

・・・・・・・・!
この一冊、立ち読みで読破してしまいました。

またここでも笑いをかみ締めながら読破・・・。
負け組負け犬(=貧乏な負け犬)としては、笑ってられない部分もあるけど、すごいうけたのが、「杉田かおるは、40になって外人でも貧乏でも動物でもない人と結婚した!」と言うくだり。

動物か!外人か!同じ並びかい!
と笑ってしまった。

そーだよなーふむふむ。
しかし、何とか自分の首をつなぐのことで精一杯の一般の日本の男に、包容力を求めるのは間違っているよなあ・・・と改めて実感。
だいたいわし、日本人との恋愛経験ないからなあ。
よくわかんないけど。

でも、林真理子はすごいよねーと改めて思った。彼女が30代前半だか半ばのとき、自分が子どももいなくて40を超えている姿を想像したとき恐ろしかったんだって。だから一生懸命、それこそ試験勉強をするみたいにがんばったっていってた。

すごい・・・。

でもその力こぶしがあるからこそ勝ち犬になったのねーえ、と酒井さん。私も感嘆しました。やっぱり負け犬と勝ち犬の違いはなんていうか、しぶとさというか、おもいきりというか、度胸が違うよね!という部分、私もかなり共感する。私なんかしり込みしちゃうもん。その辺が負け犬の負け犬たるゆえんかあ。

でもそんなじぶんがすき(はあと)な部分も自分からにおう。やっぱ離婚三つ位しているとすごいよね。
結婚しなきゃ離婚できないもんなあ。結婚フォビアな私にはやっぱり負け犬が似合っているのかも・・・。ていうか、負け犬のひ弱さは母になれない系の大地に根ざしてない系のひ弱さだなあ。

いつまでも子供でいたいっていうかー。

でももっと年上50,60の人に「あんたまだ甘いわよ」的なことをいわれてた・・・。きょわい!
負け組負け犬としては、やっぱさー。自分の身を守る金もなくてどうするよ、みたいな。

やばいよなー。

ってその後は図書館でまた日本語三昧。林真理子の・・・なんだっけー題名忘れた、不倫の本を読んでて、これも読破してしまった。
性描写がほどほど具体的でほどほど具体的じゃなくて、よかった。思わず一発やりたくなったよ!林さん!

不倫と離婚、未婚じゃ出来ない。一句でき。

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