松井見られず。

結局雨が降っていたのでゲームには行かなくなりました。
私は黒のタンクトップに黒の毛皮のついた突っかけ、(ぽんぽんではなく、毛皮で巻かれているの。お気に入りなの）とピンクが基調のなんかいろんな切れをはぎ合わせた膝丈スカートとはいてA宅にいったら、「何でそんなドレスアップしているの？」と色眼鏡で見られた。
ポリエステルのスカートだから乾燥しやすいんだとか、レインコートも持参だもん、とか、君んちにスニーカーと短パンがあるの知ってるもんとかいろいろ答えを用意してたのに、なぜか、短パンとスニーカーしか答えられなかった。

その日はアシスタントちゃんが彼のビルの整理をしに来ていて、彼は私の見る目が「なに彼女と張り合っているのさ？」といっているように見え、そして、いろいろ答えを用意してまで着てった服もほんとのこといえばちょっときそってたのかも、と思うと、胸を張ってポリエステルの揮発性を主張できなかった。

しかしその前にアラノンのミーティングにいって、今回は発言しなかったけど、なんだか落ち着いてよかった。A宅ではケーブルに問題があり、おかげでTV，インタネ共に使えない状況になっており、Aは右往左往してた。私は日本で買ったHomecomingの本を静かに読んでいた。

ラブアディクションの項目は特にうなづけるものが満載で、何度読んでもためになるなあ、と思う。ラブアディクションにならないために、関係を持っていても個人のそれぞれの成長が大事なんだと、相手の感情に責任を持たない事が大事なんだと、何度も読んだことだけど、肝に銘じる。

そうすることで私は楽になるし、リラックスするので、Aは余計にコミュニケーションを取るようになることを発見した。別に私が我慢しているんじゃなくて、「へー君はそうなの、ふーんそうなんだ、へー」とちゃんと他人事としてわきまえていると、相手は楽なのだなあ、と思う。

私もそうだなあ、と思うし。

おかげでいろんなことはなしてたAだけど、前見たく「あんたばっかり自分の問題はなして何よ！」とは思わない。
自分のことは自分ですればいいんだな、自分が寂しければ自分で対処すればいいんだな、と思う。

まあこういう気持ちってねえいつもそういうわけには行かないし、うまくコントロールできないときもあるけど、でもこの関係がなくても私は平気なのだ、いや、平気じゃなくて悲しいだろうし寂しいだろうけど、死ぬわけじゃないし。って思い出せばいいのだ。

そしてなぜか心が静かになって、相手のことをもっと大事に思えるのだ。