N村にいった

2003年7月3日
某社の面接の後、妙に昔の職場が懐かしくなり、顔見せに。それぞれ尾のルームを渡り歩いて、昔の知り合いに挨拶。

その中で最も感激だったのは、むかーし私が契約としてぽつねんといたころにおねーさんチームに誘ってくれたデザイナーさんS原さんに会えたことだった!彼女は常駐外注さんだったので私がやめたころには社にはいなくて、もう会うこともないのかなー、と思ってた。

したらば!
会えたのだ!すっごいうれしかった。すっごいすっごいうれしかった。彼女はいつもかっこよく、控えめででも芯が強く、美しくて、私にとっては憧れの人だったのだ。がさつで押しは強いが、ここ一番が弱い(そこまでいうか)自分とはまったく対極にいる人。

「xxさんが楽しそうに橋を歩いているのをみかけたよ〜。」(その時点で私は完全に会社に遅刻しているため、会社行きのバスを逃しているからあるいているのだが。)と可笑しそうに教えてくれたり。でもそんなことをいわれて私もうれしかったり。とにかく、私にとってけして到達できないけど、大好きな人だったのだ。

あえたーうれしー!!!

そして彼女は変わっていなかった。相変わらずエレガントでシャイで、つつましくそして強かった。それまで話をしていたM原さんには失礼なくらい舞い上がっていたので、申し訳なかったが。

そのほかにも懐かしい人にたくさん会えた。ついでにしげさんとか、Kやまさん、Kこさんとともに最後は飲みに行った。いろいろ話した。今までいえなかったこととか。「大人になったね〜」ともいわれたし、「かわんねええなああ」とも言われた。でもどれもうれしかった。

あの会社は私の社会人経験として一番最初の会社で、それだけにインパクトも強くて、いろんな意味で忘れられないことがたくさんあった。でも、今はそれぞれ、かけがえのない思い出だし、同時に私という人間の基礎を作ってくれた経験でもある。私はあのころ、どうやって自分を作っていけばいいのかわからずにとても悩んだ。要求されることと自分のできることのギャップがあまりにもあって、つらくてどうしようもなかったこともある。

昔からの友達に「あのころあんたはすごくつらそうだった」といわれて、「ああやっぱつらかったんだ」と思った。まあそんなこともあったけど、言葉だけでも私が「仕事探しているんですー。」というとなんかあったら、といってくれる人もいた。ありがたいなあ、と思う。

わたしは、デザインを手作業としてかかわることはもうあきらめたけど、彼らに対して持っている普遍的なリスペクトと、愛情、(嫉妬も含むけど)みたいなものはけして失うことはない。

なんだか、あえてよかった。

本当に、よかった。
ヒミツの交換日記(相互リンクの人のみ表示)
>なまはげちん
よかったなああ!!!!
でも出演者が知り合いって言うのはすげえいいなあ。わしは鶴君関係で知っている人しか知らないから、駱駝の人はぜんぜん知らんのだ。今度一緒に見に行こう!おれもがんばる!



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